機関誌『Cul De La(カルデラ)』を創刊しました

4月23日、機関誌『Cul De La(カルデラ)』を創刊いたしました。
内容の一部をご紹介します。

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機関誌『Cul De La』第1号

◇ 機関誌『Cul De La』創刊にあたって
- 花井裕一郎

◇ 道標「まちづくりと図書館を見る遠近法」
- 糸賀雅児

◇ 理事対談「一般社団法人日本カルチャーデザイン研究所設立への思い」
- 花井裕一郎×田中榮博×坂田泉×岩舘司

◇ 展望―1「図書館と非正規雇用の問題」
- 松岡要

◇ 展望― 2「公立図書館におけるビジネス支援サービスの必要性と課題」
- 山崎博樹

◇ 特別鼎談「まちに図書館ができるということ」
- 古谷誠章×花井裕一郎×坂田泉

◇ 建築特集「TRC 八千代中央図書館」「明治大学図書館 和泉図書館」
- 坂田泉

◇ エッセイ「木を植えて育て、校舎を建てた話」
- 高橋和也

◇ 活動報告
◇ 編集後記
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読み応えのある、心に響く記事ばかりを掲載しました。
既に会員の皆様のお手元には届いていることと存じます。
この本をお読みいただければ、弊社団の目標と志をご理解いただけます。
私たちの目指すべき未来を指南する、ゲストによる寄稿文と対談も必見です。

この機関誌は、業界人の皆様にお読みいただきたいのはもちろん、
これから文化施設・教育施設・地域創生などに関わる方にも、おすすめします。
弊社団の使命は、文化のただ中にある業界人の誇りに光をあてることです。
この本に、そうした人たちの意欲のみずみずしさを見つけていただけるはずです。

機関誌『Cul De La』は、火山のように、湖のように、新しい志が湧き出す本を目指しています。
ぜひ手にとってお読みいただき、ご感想をお寄せください。
みなさまのご感想もまた、『Cul De La』から生まれる志のひとつです。

ご購入・ご購読のお問い合わせはこちら → info@jcdlab.com

Cul De La_vol1_理事対談1
理事対談より
Cul De La_vol1_理事対談2
理事対談より
Cul De La_vol1_理事対談3
理事対談より
Cul De La_vol1_特別鼎談1
特別鼎談より
Cul De La_vol1_特別鼎談2
特別鼎談より¥
Cul De La_vol1_特別鼎談3
特別鼎談より

第39回図書館建築研修会 参加レポート

当社団理事の田中榮博(たなかよしひろ)より、2018年2月17日に開催された「第39回図書館建築研修会」の参加レポートが届きました。

どうぞご覧ください。


第39回図書館建築研修会(主催 公益社団法人 日本図書館協会図書館施設委員会)が、2018年2月17日、跡見学園女子大学文京校舎において開催され、参加してきました。
当日は土曜日、それも10時からの開催にも関わらず、約50名もの人から申し込みがあるということから、一人ひとりの熱気が部屋中に感じられるものとなりました。

その内容は、基調講演として、西尾真治氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)による、さいたま市をモデルとした「公共施設マネージメント計画」に始まり、柳澤 要氏(千葉大学大学院教授)による、松戸市、佐倉市の事例から「公共施設の再編整備と図書館-国内外の先進的事例をケーススタディとして-」という表題による講演、最後に、事例報告として、松戸市および西東京市の担当者から、「松戸市における公共施設マネージメントと図書館について」、「西東京市における複合による図書館施設更新計画」が紹介され、密度が高い研修会となりました。

参加者も、公共施設を運営する地方自治体、複合施設での中核を担うべき公共図書館の方を筆頭に、大学図書館、建築事務所など、多種分野から参加があり大盛況でした。

私は以前より、人口減少化の中での都市計画について関心がありました。
そして、もう少し踏み込むと、今は減少化傾向であっても、その後増加に転じてくる。
その時のための方策を、公共施設の再編計画の中に、どのように組み込んでいくのかが、とても興味があったのです。

今回の研修の中で、一番印象に残ったのは、西尾氏が使われた「不利益の配分」という言葉でした。
人口減少に伴い、公共施設の複合化も含め、数多くの事象を見直し・調整を行う必要があるが、その際は、地域という領域を超えた調整をする必要があること。
低利用の施設の見直しにおいては、特例=聖域を作らない。多方面にわたる方策を考え、施設の稼働率をいかに右肩上がりにしていくのか、稼働率が上がることで不利益の配分もクリアできるというもの。

同様の事が、首都圏ではなく、遠く離れた地方都市では、当初低迷していた施設稼働率が、多くの知恵の結合で、今では85%を超える状態になり、利益においても順調に伸びているという事例もあります。
国内に点在する無数の公共施設の運営という部門に携わる人々が試されているのが、この時代であると感じた研修でした。

〔研修後談〕会場であった跡見学園女子大学は、私がその昔、在籍していた学術情報センター(現国立情報学研究所)があった近くだったので、研修終了後、付近を散策してみました。
以前の名残を感じられたところ。激変していたところ。想い出を拾い集めることもできた1日でした。


関連リンク

第39回 図書館建築研修会 公式ページ

建築家、古谷誠章さんと花井理事長、坂田理事が対談しました

弊社団の機関誌『Cul De La』は、4月創刊を目指して鋭意、準備中です。創刊号には楽しく、ためになる企画が満載ですが、その目玉はなんと言っても、建築家、古谷誠章さんと花井理事長、坂田理事との対談でしょう。
古谷さんは早稲田大学在学中からいろいろなコンペで名を轟かせた俊英で、同学年だったマラソンの瀬古利彦さんといっしょに卒業式で表彰されたそうですが、卒業後も、建築家として、また建築教育者として活躍を続けておられ、現在は早稲田大学教授、日本建築学会会長の要職につかれています。
このようなありきたりなご紹介とは別に弊社団としてアッピールしたいのは、花井理事長、坂田理事と古谷さんとの関係です。ご承知のとおり、花井理事長は、小布施の「まちとしょテラソ」の設計者選定から、その後は館長として、ユニークな活動をしてきました。その設計者こそ古谷さんなのです。花井理事長と古谷さんは、小布施後も、さまざまな図書館、文化施設を舞台にコラボレーションを続けてきましたが、その話は『Cul De La』創刊号で是非、ご覧下さい。
また、坂田理事も古谷さんとは浅からぬ縁。それも都立青山高校の剣道部の先輩、後輩(坂田理事が1年下です)の関係という、まさに青春を共に燃やした仲。対談の後、新大久保の古谷さん行きつけのタイ料理屋では、2人は花井さんを置いてきぼりに剣道談義に盛り上がりました。その熱い語りを『Cul De La』でお伝えできないのは残念です。
『Cul De La』創刊は4月の予定です。古谷、花井、坂田ならではの親しい仲にも鋭く、クリエイティブな建築文化への提言、どうぞお楽しみに!

2018年1月19日 早稲田大学理工学院建築学科・古谷誠章研究室にて 対談の様子
2018年1月19日 早稲田大学理工学院建築学科・古谷誠章研究室にて

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花井理事長、田中理事、坂田理事による図書館訪問を実施しました

訪問先は、「TRC八千代中央図書館」(千葉県八千代市、12月5日(火))、「明治大学和泉校舎図書館」(東京都杉並区、12月6日(水))の2館。前者は、第33回「日本図書館協会 建築賞」(日本図書館協会主催)受賞、後者は2013年度「グッドデザイン賞」(日本デザイン振興会主催)受賞とそれぞれ話題作です。

訪問先では、花井理事長は「コンテンツ」、田中理事は「マネージメント」、坂田理事は 「建築」と、弊社団ならではの3点からじっくり視察しました。

訪問記は、来年4月創刊の機関誌『Cul De La』に掲載予定です。「美点凝視」(いいところに眼を向ける)は弊社団のモットーですが、少し辛口コメントも混ざるかもしれません。お楽しみに。

花井理事長・田中理事・坂田理事・岩舘事務局長
TRC八千代中央図書館視察(12月5日)
花井理事長・坂田理事
明治大学和泉図書館視察(12月6日)

“WASEDA NEO” で坂田理事がワークショップを開催しました

WASEDA NEO” は、早稲田大学が今年の7月に立ち上げた新しい「共創の場」。企業や組織の枠を超えて、人々が社会課題の解決のために集い、何かを生み出そうという場所です。

そこで、11月29日(水)、坂田理事が、「形と型」をテーマにワークショップを開催しました。花井理事長、田中理事も参加し、皆さんと活発な議論を交わしました。詳しくは、下記のリンクをご覧下さい。

WASEDA NEO” とは、これからも様々な連携をしてゆきたいと思います。

 

ワークショップの様子はこちらからご覧いただけます(WASEDA NEOのホームページに移動します)。

https://wasedaneo.jp/waseda/asp-webapp/web/WNewsDetail.do?page=319

非営利系シンクタンク「構想日本」のメールマガジンに坂田理事の『アフリカで図書館について考える』が掲載されました

構想日本は、国や自治体へ政策を提言し、その実現を目指すシンクタンク。どのような政党、業界からも自由な立場を守っているところが特徴です。
各界のユニークな執筆者による構想日本のメールマガジン《J.I.メールニュース》の巻頭寄稿文には定評があります。今回、坂田理事がケニア渡航中に書いた『アフリカで図書館について考える』が掲載されました。アフリカと日本を股にかける坂田理事ならではの図書館論です。
また、同じ《J.I.メールニュース》では、11月27日(月)から都立中央図書館で開催中の坂田理事のアフリカスケッチ展もご案内頂きました。

メールマガジンの内容はこちらからご覧いただけます(構想日本のホームページに移動します)。
http://www.kosonippon.org/mail/detail.php?id=853

地域の木をふんだんに活かした木曽町図書館オープン

花井理事長が、提案書作成の際にお手伝いをさせていただいた図書館がオープンしました。
長野・木曽町図書館(設計・デザイン:株式会社Tree to Green)。
またひとつ素敵な図書館が誕生です。

長野県産の木をふんだんに使い、小さいながら温かみのある図書館です。
また、木曽の特徴を取り入れたインテリアも!
地域の特徴をうまく活かした図書館となっています。
サイン計画も、わかりやすく素敵に仕上げられています。

 

日本カルチャーデザイン研究所では、『Cul De La』という機関誌を発行します

『Cul De La』は、法人の英名 “Japan Culture Design Laboratory” に由来しますが、火山の火口を意味する「カルデラ」にも通じています。さまざまな人や組織を融合する「文化のるつぼ」のような機関誌です。

『Cul De La』の表紙は、毎回、アフリカから届けられる写真が飾ります。タイトルは『本のある風景—アフリカから』。「本」は文化や教育を象徴します。その重さ、渇望、希望を僕たちに再認識させる写真です。写真家は、ケニアを拠点にもう30年以上、アフリカを撮り続けている中野智明さん。

ナイロビ滞在中の坂田理事が中野さんにお会いしました。大統領弾劾で揺れるジンバブエの取材から戻られたばかり。明日からはまたインド洋のモルジブに飛ぶそうです。『Cul De La』創刊号は、来年4月。中野さんがアフリカのどこから、どんな『本のある風景』を届けてくれるか。今からとても楽しみです。

写真家・中野智明さんと坂田理事(ケニアにて)

東京都立中央図書館にて坂田理事のスケッチの原画展が開催されます

坂田理事がかつてケニアの大学で建築を教えていた時に描いたスケッチの原画展が開かれます。
東京都立中央図書館とアフリカ協会の共催イベント《世界中の国のこと もっと知ろう!― 第7回 アフリカ Part2 編 ― 》の会場です。
展示期間は、2017年11月27日(月)から来年1月14日(日)まで。

坂田のスケッチは、2014年春から、アフリカ協会の機関誌『アフリカ』の表紙を飾ってきましたが、今回は、表紙に使われたものだけでなく、ケニアで描いてきたスケッチのほぼすべて、70点を展示します。

また、会期中の12月16日(土)、14時から15時まで、坂田がスケッチを見ながらお話しをします。是非、ご来場下さい。

http://www.library.metro.tokyo.jp/event/event_oll/tabid/1389/Default.aspx?itemid=1702

世界中の国のこと もっと知ろう!― 第7回 アフリカ Part2 編 ―

*参照記事
非営利系シンクタンク「構想日本」のメールマガジンに坂田理事の『アフリカで図書館について考える』が掲載されました—2017年12月4日

坂田理事が東京都立中央図書館でギャラリートークを開催しました

花井理事長が長野県白馬村にて高校生向けワークショップの講師を務めました

長野県白馬村「白馬村図書館施設検討委員会」のファシリテーターをしている花井裕一郎(JCDLab理事長)が、高校生を対象とした「図書館を語る会」にて講師を務めました。

これは、白馬村図書館を建設するにあたり、村民から多くの意見を募集し、みんなで考えるとした活動の一環です。

まずは、これまで花井が関わってきた図書館の事例の発表、世界の図書館の同行などをレクチャー。その後、白馬高校公営塾の生徒とともにワークショップを行いました。

昨年、学生たちは、「白馬村図書館を交流拠点とするための提案」を村に提出し、活気ある活動をしています。

今回は、この交流をテーマに、学生たちのいる場所、子どもたちの過ごしやすい図書館について議論しました。

事業:長野県白馬村「図書館を語る会」高校生向けワークショップ
講師:花井裕一郎(JCDLab理事長)
実施日:2017年10月17日(火曜日)