坂田理事が東京都立中央図書館でギャラリートークを開催しました

11月4日にお伝えしましたが、坂田理事がケニアの大学で建築を教えていた時に描いたスケッチの原画展が、東京都立中央図書館で開催中です(アフリカ協会との共催、来年 1月14日(日)まで)。
坂田理事のスケッチは、自著『ムチョラジ!』(求龍堂)の原画で、2014年からはアフリカ協会の機関誌『アフリカ』の表紙を飾っています。

先週の12月16日(土)、坂田理事がギャラリートークを開催しました。
スケッチを見るだけでなく、図書館らしく『ムチョラジ!』の朗読も交え、「描きながら考えた」1年をたどりました。
それは、坂田理事が大学で学生に技術や知識を教えることに迷い、街を歩きながら、人々を描くことを通じて、人々の「力」を見つけてゆく過程です。そして、その気づきが、坂田理事の現在のアフリカでの活動にどのように結びついているかを語りました。

「アフリカの『常民』に向けるあたたかな眼差しを感じられる、とても良いものだった」(鈴木優梨子さん、アフリカ協会 特別研究員)

他にも、参加者の方から、うれしい感想をたくさん頂きました。
図書館はアフリカに関する資料の身近な宝庫です。これからも各地の図書館で、アフリカの魅力を伝えていきたいと思います。

*参照記事

東京都立中央図書館にて坂田理事のスケッチの原画展が開催されます

非営利系シンクタンク「構想日本」のメールマガジンに坂田理事の『アフリカで図書館について考える』が掲載されました