皆さんこんにちは。
この度の台風等災害で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
そして、犠牲になられた皆様に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
私たちも台風の影響で仲間が被害を受けていたりもし、慌しい日々を送っておりましたが、その中でも業務を進めて参りました。
今年度アドバイザーとして関わらせていただいている、大阪府泉大津市の新図書館整備事業について、近況報告をいたします。
事業の一環として、新図書館設計チームが企画したワークショップである、「泉大津まちまるごとフィールドワーク」にアドバイザーという立場で参加しました。
これは、15名ほどの大学・専門学生を中心とした参加者と設計チームが市内を探索し、設計に反映させられる地域の素材を発掘・収集するフィールドワークでした。
私は、9月30日の第3回(最終日)の港湾地区の探索に参加しました。
それぞれの発見を報告するコメントシートに書き込みながら、港湾の魅力を探索するものでした。
なかなか立ち寄らない港湾地区でしたが、それぞれに発見があったようでした。
もう一つ、10月20日に開催された視察ワークショップである、「みんなで図書館を見に行こう!ー神戸市立北神図書館への遠足型ワークショップー」にも参加しました。
これは、泉大津市民、行政担当者、設計チームがバスに乗って、図書館を語りながら、遠足のように神戸市立北神図書館を視察するというものでした。
まずは、神戸市立北神図書館の設計者である槻橋修さんに、建築設計で工夫されたことや図書館とのコミュニケーションなどで取り入れたことなどのお話を伺いました。
その後、図書館スタッフとのディスカッションも行いました。
それを受けて、参加した市民と設計チームが、現在進んでいる泉大津市新図書館の設計についての意見交換を行いました。
私も市民の方々の提案やこれからの図書館についての考え方など、アドバイザーとしてコメントをさせていただきました。
まだまだ議論は尽きませんでしたが、多くの学びがあり、成果の多いワークショップとなったと感じました。
そして11月2日、泉大津ならではの図書館をつくる!『泉大津まちまるごとフィールドワーク発表会』と題して、この一連のワークショップの報告会が開催されます。
もちろん、私も参加させていただき、僅かな時間ですが、ファシリテーターを担う予定です。
報告会を経て、皆さんとより一丸となって図書館づくりに取り組んでいきたいと思います。