8月30日、白馬村役場にて、
「第1回 白馬村図書館等複合施設に関する有識者会議」が開催されました。
図書館の専門家はもちろんのこと、
教育、子育て、アート、交通、ホール、山岳、マンガ、地域の検討委員会など…
様々な分野の有識者の方々にお集まりいただきました。
弊社団からは、花井理事長と田中理事の2名が出席しました。
会議は一般に公開され、傍聴席、マスコミ席も設けられました。
自然環境に恵まれた観光地として、知名度が高い白馬村。
国内外の観光客、移住者によって豊かな多様性をもつことも特徴です。
一方、オリンピック施設の償還、2014年の神城断層地震により、
厳しい財政状況におかれているという面もあります。
意見交換の中で、
*地域の住民だけではない、多文化の相互交流
*財政面で村に負担のない(収益のある)運営
*様々な人にとっての居場所(サードプレイス)になること
といった期待が語られ
「暮らしや町の中のケルン=道しるべ」という
印象的なキーワードも登場しました。
一方で、
*有識者の面々に女性が少なく、視点に偏りがあるのでは??
*村民は図書館ではなく「カフェ」を期待しているようだ…??
という問題提起もありました。
今後は、地域のみなさんとのワークショップや、
図書館検討委員会と連携しながら、基本構想の策定に向かっていきます。
詳しい会議の記録は、今後白馬村のホームページ等で公開される予定です。
公開されましたら、こちらでもご紹介します。